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執筆者の写真DearAll

iPhone解体新書

おはようございます。

DearAll iPhone修理センター 是澤です。


近日iPhone8の修理を取り入れますので、iPhone8をご利用の方はご相談お待ちしております☆


さて、今回は前回お話していたiPhoneの内部構造に関してお話したいと思います。

人間で言うところの臓器の位置などになります。

これを学んで、精密機械であるiPhoneをより丁寧に扱って頂ければと思います。





大まかな部分の説明になりますが

コチラがiPhoneの画面を取り外したiPhone6S本体側の内部構造。

殆どをバッテリーが占めているのが分かります。

今回例として挙げさせて頂くのはiPhone6Sです。

現在7以前の機種に関してはApple自体が製造販売を中止していますが、基本的に部材の位置は殆ど変わりません。

新しいものが出る度にどんどん最適化されて、2本のコードが纏まって1本になったりします。

iPhoneXに関してはダブルバッテリーになったりと、大きく構造が変わりましたが(笑)

基本的に同じような構造になっております。


それでは早速

右上部に見える①が外側カメラ。

その下に②コネクタ部分が見えます。

画面との接続部分となっていますので、とても重要な役割を果たしています。

画面に表示がされない場合は、

本体側は映像信号を出力しているが、ディスプレイに出力されていない場合

そもそも本体側から映像信号が出力されていない場合などが考えられます。

画面の表示がないから画面が悪いという訳ではありません。

水没してしまった際に、コネクタ部分が濡れてしまうと、高確率で画面の表示がされなくなってしまいます。

因みに、①と②の丁度真ん中より少し左側に、白い楕円形のシールが見えると思います。

それが水没判定のシールで、濡れると赤色になります。

買取販売などの際に、判断材料としてみられます。


③がロジックボード(基盤)です。

基盤は主に3つの役割に分かれていると言っていいと思いますが、詳しい説明は省きます。

とにかく色々な処理を行うところで、人間に例えると脳みそです。

基盤が浸水したり、基盤の集中したiPhone右側を下にして落としたりして基盤に損傷を与えると大切なデータが破損したり、起動の際に立ち上げれなくなったりと、様々な症状を引き起こします。

iPhoneXではこれが半分くらいの大きさに縮小され、右上部に集中する形となっております。


④ラウドスピーカー

iPhone下部から音を出すスピーカーです。

比較的壊れる事はありませんが、近くにインターネット通信の為の線が這っています。


⑤ドックコネクタ(ライトニングケーブル)

充電、左下のイヤホンジャックが一体となった部分になります。

iPhone7からはイヤホンジャックが無くなっていますので、充電コネクタのみとなっております。

よくお客様で多いのが、ほこりなどが詰まったり、充電器を差したまま折ってしまう。といったケースです。

ほこりが詰まっている状態であれば、内部クリーニングである程度は改善することが出来ますが、

充電器を差したままこれを折ってしまうと、取り出すことが非常に困難で、部分交換対応となるケースが殆どです。


⑥バイブレーション

従来のバイブレーションは上部にあり、円柱を少し削り一部にウェイトが掛かるような構造の金属を回転させて振動を起こしていました。

Tapticエンジンは従来の物とは一線を画していて、スマートなボディから、どうしても出せなかった短い振動も実現しています。

これにより、iPhone7のホームボタンの押し心地が実現されています。


如何でしたでしょうか。

iPhoneの内部を見たことがない人が多いかと思いますが、、勿論無駄なものは搭載されていません。

全てがお客様のパートナーとして身近に置けるような最適な機能を持ったiPhoneを構成する重要なパーツとなっております。

この記事を読んでから、少しでもiPhoneを大切に扱って頂ければと思います。

お客様が快適なiPhoneLIFEを送れる事を誠心誠意サポートさせて頂きます。


次回の更新ではiPhoneが壊れた際に、補償制度をりようする。買い替える。修理店に持っていく。

など様々なその後の対応があると思いますが、それぞれの一長一短について記事を書きたいと思います。

次回の更新をお楽しみに。


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